ブックタイトルtayori33

ページ
5/36

このページは tayori33 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

tayori33

2014. Autumn 3 平成26 年(2014 年)6 月14日寝屋川キャンパスJ 号館302教室にて2014 年度定期総会を開催。 当日は好天にも恵まれ約100名の会員と学内幹事、大学関係者の皆さんにご参加をいただき開催しました。 午後1 時から開催された総会には、来賓として橘 邦英学長と網屋雅信法人事務局長にご出席を賜り、お二人からは、大学の現状や経済と就職状況など保護者にとって興味のある内容のご挨拶をいただきました。 次に宮本会長を議長に議事に入り、2013 年度事業報告、決算報告が提案され、田中会計監査から監査報告がありました。2013 年度の事業報告等については、挙手多数により承認されました。引き続き、2014 年度の事業計画及び予算について提案されました。2014 年度の新たな取り組みとして「三文の徳食堂」についての説明がありました。これは、様々な理由で朝食を食べない学生のために、春と秋の2 回ではありますが、後援会、大学が協力し費用の一部を負担することにより2014年度 総会報告講 演 会学生の負担が100 円という低価格で提供するというものです。これらを含めて2014 年度の事業等についても異議なく承認されました。 次に2014 年度の役員選出について提案され、再任を含む23 名の役員について承認されました。続いて新役員が紹介され前に整列し、代表として河本智子新会長が「今年1 年、このメンバーで頑張っていきたいと思います。一人ひとりの力は微力かもしれませんが、みんながチームとして力を合わせて乗り切っていきたいとおもいますので、よろしくお願いします。」とあいさつされました。 総会終了後には、金融経済学部と医療福祉工学部の両学部長の講演をいただきました。 講演内容を少しまとめた形でご紹介させていただきます。 総会・講演を終了した後、会場を1 階の食堂に移動し各学部の先生方や事務局職員と参加した保護者による懇親会を開催させていただきました。 日頃、先生方とお会いすることのない保護者にとっては、貴重な時間となり学生たちの普段の様子や進路等について話に花が咲いていました。 大阪電気通信大学後援会は、学生たちの環境を少しでも良くするよう、先生方、事務局職員と連携し活動してまいりますので、よろしくご支援、ご協力をお願いします。橘 邦英学長網屋雅信法人事務局長河本智子会長 資産運用は晴れの日ばかりではなく、雨の日、風の日、時には大嵐が吹く日もあります。むしろ難しい局面の方が多いと言えるかもしれません。そのような状況の中にあって、どのように投資をすれば成果を得ることができるのかについてお話をさせていただきます。お伝えしたいことは三点です。 まず一点目は、投資をする、すなわちリスクと向き合うことの必要性を自ら認識し、理解する必要があります。それによって投資に対する覚悟や真剣さが違ってきます。 1990 年代半ばより、銀行預金の金利はゼロ金利に近いところで推移しています。銀行預金だけでは金融資産を増やすことができない時代の到来です。 財政赤字問題、少子高齢化、年金問題、インフレ、長生き対応、老後を楽しく生きるための経済基盤等どれをとっても資産運用の重要性が痛感されるところです。 二点目は、真の長期投資と分散投資をすることです。この長期投資を長期保有と間違って理解されている方が多いと思います。高値で投資信託等の金融商品を購入して、大きく下落したときに、多くの投資家は「長期投資だから」と自らに言い聞かせて、冬眠状態に入ります。これは「長期投資」ではなく、単なる「長期保有」です。有価証券投資は「単なる長期保有」で収益を得られるほど甘いものではありません。真の長期投資は大きく下落資産運用について― 雨ニモマケズ ―●講師金融経済学部長 中井 正彦 教授