ブックタイトル大阪電気通信大学後援会 後援会たより

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概要

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2 後援会たより No.34これからを見据えて、今出来ること 2015 年度入学された新入生の皆さんおめでとうございます。 将来の夢と希望を胸一杯に溢れる想いで望まれていることと思います。この入学当初の気持ちを学生生活はもちろん社会に巣立っても忘れず、自分を見つめる材料として下さい。ご家族の皆様におかれましては、ご子息さまご息女さまのご入学心よりお祝い申し上げます。 また、会員の皆様におかれましては益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。 後援会は、在学生徒の保護者と学内の先生方とで構成されていて、学生と大学を支援し、保護者同士の親睦を図るため「後援会たより」やホームページによる学園生活の情報提供などを行っています。また、大学OB会等関係団体と協力しながら大学と学生を応援していきます。その為には、保護者の皆様が大学、後援会に関心を持って関わりを深めていただきたいと思います。 子供に勉強しなさいと言う前に、親自ら手本を示して下さい。と昨年の教育懇談会での講演の中にありました。本来、同じ内容の事で人を換え3度聴くと何かの縁で、これは今の自分にしなくてはいけない事と実行するようにしています。今更参考書を開くもの抵抗があるので温故知新、古語の本を手にしました。老子、荘子、孫子、韓非子、孟子、苟子など抜粋された内容で今の生活に活用出来ることも多々あり目から鱗でした。「人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し。足を知る者は富む。強めて行う者は志あり。其の所を失わざる者は久し。死して而も亡びざる者は寿し。」自分のことは棚にあげて、子供に小言を言っている器の小ささを考えさせられています。 大学生にもなると自分の進路を見据えて自らの意思で動ける子が大半だと思いますが、やりたいことをなかなか表に出せない子もいると感じています。みんな磨けば光るものを持っています。自ら光る子もいれば先生や周りの助けを要する子もいます。中には光かけても隠してしまう自信のない子もいます。私自身子育てに悩んだ時に、子供は子宝といい手や口を出さず、目と心はいつも掛けて大切に親も一緒に育つものだよと祖父母に励まして頂いた記憶があります。家庭での会話もコミュニケーション力にも繋がりますし少しの変化も見逃さないで下さい。大学生だからと見放さないで、大学と親と一緒になって一人一人が輝き自立出来る人を育てていきたいと思います。大阪電気通信大学後援会会長河 本 智 子