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院生の宮脇さんがボディソープの容器からどういう印象を与えるのかを研究しています。神吉さんはそれを車ではどうかと考えて、例えばファミリー向けなら車体をふくらませるなど3D プリンタでデータを形にして卒業研究に向けて頑張っていました。情報工学科4年次 神吉さん(左)院生 宮脇さん(右) この機械は、関西ではまだ数台しか稼働されていない。合金、鉄、ステンレス等金属素材を用いて造形する最先端の3Dプリンタだそうです。素材の特徴を活かしかつ従来製作不可能な三次元形状も工具の入らない狭くて深い溝形状も加工が出来るすごい機械だそうです。金属光造形複合加工機LUMEX Avance-25 3Dで製作された手術用シュミレータの肝臓モデルも見せて頂きました。 使用された素材により、見た目同様 手に持った感触が柔軟でとてもリアルです。 手で描くなら簡単そうに見えますが、曲線デザインは難しそうですね。機械を動かすための設計図であるNCプログラミングの基礎をこちらで学んでいます。 作業を中断して快くお話くださった佐々野さん、ありがとうございました。「3Dスキャナ&3Dカラープリンタ」の作品感想:多くの大学がある中で、ここまでの最先端の機器が1カ所に揃うのは数えるほど。社会に出てからは専門分野をさらに深く掘り下げ、社会に貢献してほしい!とは現場を知り尽くしているからこその指導員の言葉。後進への熱意と素晴らしい環境を利用しつくしてほしいと思います。学生が授業で製作した作品を拝見金属で出来たカニ型の口から泡が?不思議です。カニ型の一部分の金属の焼結密度を変えて加工成型、型の上に洗剤を塗り、型の下から空気を送り込むとカニの口から泡がブクブク。これぞスペシャル加工機の成せる技ですね。金属光造形複合加工機で作った“しおり”をいただきました。▲3Dプリンタ Object30 Prime2016. Autumn 19